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「カラオケまねきねこ」4月13日松江市に山陰初上陸

 ㈱コシダカホールディングス(本社・東京都渋谷区)が運営するカラオケチェーン業界店舗数第1位の「カラオケまねきねこ」松江西津田店が松江市西津田51-15に山陰初出店した。

 3月3日をもって営業を終了した地元の「カラオケルーム335西津田グルーブ店」跡。カラオケまねきねこは、まさにこの「居抜き物件」に積極的に出店攻勢を続け、拡大し続けています。

 コロナ禍により大きな打撃をうけ、現在も低迷が続くカラオケ業界において、着実に店舗数を増やしている同店は、元々、郊外のロードサイドを中心に拡大していたが、2010年からその方針を一転。都市部のターミナル駅の近くや中心市街地の居抜き物件に積極的に出店し、2017年には当時の業界1位、ビックエコーを抜き逆転。以降、店舗数を増やし続け、現在では640店舗と、2位のビックエコーに180店舗近い差をつけ拡大し続けている。

 他店に比べ、1店舗あたりの部屋数や面積は小さく、フードやドリンクを提供するキッチン部分なども大胆に小さくすることで出店コストを大幅に圧縮。それによりスピード感のある拡大を続けられるというわけだ。

 また同店は、業界内でも圧倒的にコスパが良いということで10代~20代の若者層に支持されている。2人以上の高校生が利用する際に部屋代が無料になる「ゼロカラ」や、開店から昼の12時までの利用が30分10円になる「朝カラ」など独自の割引制度も多数あり、ワンドリンクのドリンク代のみで利用できるという。

 更に、飲み物も食べ物も持ち込み自由で、それを積極的に推奨することにより、フードやドリンクに係る人員数を削減し人件費を抑えるだけでなく、例えばケーキを持ち込んでの誕生日パーティ、テレワークやウェブ会議など、様々なシーンで利用ができるということで、平日の昼間でも稼働率が高いようです。

こういった点でもコスパがよく顧客満足度を高める仕組みを作っている。

 コロナ禍により利用客が大幅に減り、山陰でもお馴染みだった大手チェーン「シダックス」の撤退や、地元資本のカラオケ店の廃業など、特に地方においての規模縮小と、インターネットカフェがカラオケブースを完備するなど異業種からの参入と、変化が目まぐるしい中で、同店が山陰でどのように拡大していくのか注目です。




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